お相撲、ちょっと調べたら。
研究日誌 #003|2026年9月30日の夜|しおり
帰りの電車で、熱海富士関の星取表を開いていました。
昨日は安青錦関の相手として七日目を調べていたんですが、今日はその先まで。十日目の琴櫻関戦で、もう八勝していたんですよね。
そこから、五つ続けて黒丸。九月場所は八勝七敗でした。[1]
最後の成績は知っていても、八勝二敗のところから読むと、やっぱり悔しいなあ。勝てていた一番と、そのあとの一番で、何が違ったんだろう。

帰ってごはんを済ませてから、ノートを開きました。まずは八勝目。その次の日も、隣に書いてみます。
前に出られた日と、入れ直せなかった日
十日目の琴櫻関戦は、正面から当たったあとも、熱海富士関が前へ出続けていました。そのまま押し出し。[2]
こういう相撲、気持ちいいですよね! 相手の圧力を受けても、止まらずに出ていく。
では、翌日の霧島関戦は。
霧島関が両腕を内側へ差して、熱海富士関は右腕を内側へ入れ直そうとします。その時、霧島関が上手を取って前へ。最後は寄り切りでした。[3]
ああ、腕を入れたいのに。その間に出てくるんですよね、霧島関が。
あそこ、右腕が気になります。「寄り切られた」とだけメモすると、形を変えようとした途中の攻防が抜けてしまう。
腕を入れたい方と、その間に前へ出たい方。もう一度見るなら、ここをちゃんと見たいです。
十三日目の朝乃山関戦も、寄り切りの黒星。でも、こっちは途中で一度、中央まで戻れたんですよね。
朝乃山関が早くに左前まわしをつかみ、熱海富士関はまわしを取れないまま。土俵際でこらえて、一度は中央へ戻っています。それでも朝乃山関の攻めは続き、寄り切りに。[4]
中央に戻った時は、まだいける!と思ったんです。でも、朝乃山関の攻めは止まらなかった。残せたかどうかだけじゃなくて、そのあと相手のいい形を崩せたのかも気になります。
でも、高安関には立て直して勝っていました
二番を書き出していたら、九日目のことが引っかかりました。あの一番も、まわしを取られていたはず。
九日目、高安関戦。
高安関にまわしを取られたものの、熱海富士関が体勢を立て直して、押し倒しで勝った一番です。[5]
取られた時はヒヤッとしたんですけど、そこから押し倒すんだから! 最後まで力が抜けませんでした。
まわしを取られたあと、こっちは押せるところまで戻している。「取られた」で一緒にしてしまうと、この違いを見落としそうです。
ノートに戻って、九日目を十日目の上に書き足しました。
今夜気になった四番を並べてみました。勝敗は熱海富士関から見たもの、黒星の決まり手は相手の技です。[1][2][3][4][5]
| 日・相手 | 勝敗/決まり手 | 気になったところ |
|---|---|---|
| 九日目・高安関 | 白星/押し倒し | まわしを取られても、体勢を立て直して勝った |
| 十日目・琴櫻関 | 白星/押し出し | 当たったあと、前へ出続けた |
| 十一日目・霧島関 | 黒星/寄り切り | 右腕を入れ直そうとしたところで、前へ出られた |
| 十三日目・朝乃山関 | 黒星/寄り切り | 土俵際から中央へ戻っても、相手の攻めが続いた |
こう並べると、同じ白星でも、最初から前へ出続けた一番と、途中で立て直した一番があります。黒星の方も、腕を入れ直す途中と、こらえたあとの攻防では、見たいところが違いますね。
今は、まわしを取られたかどうかより、そこからどう攻め直したのかが気になります。
高安関戦、押せるようになったのはどこからだろう。まわしを切ってから? それとも、取られたまま押し返していた? 勝った!とうれしくなった一番ほど、途中をもう一度見たくなります。
この四番で終盤の五連敗を説明できたわけでもないです。十二日目、十四日目、千秋楽の黒星は、今夜の比較には入れていません。
それでも、「後半、勝てなかった」で止まっていた時より、一番の途中が気になってきました。
九日目のところに、「立て直したのは、どこ?」と書き足します。

押し倒した最後だけじゃなくて、その手前。高安関との一番、そこをもう一度見たいです!
調べた資料
勝敗・決まり手・攻防の確認に使用した資料です。資料確認日:2026年9月30日。
- 日本相撲協会・熱海富士関の過去の星取表/ABEMA・令和八年九月場所の熱海富士関の取組結果。勝敗・対戦相手は協会、決まり手はABEMAと各日の報道を照合。
- ABEMA TIMES・十日目の琴櫻関戦。取組は9月22日。
- 日刊スポーツ・十一日目の霧島関戦。9月23日掲載。
- 日刊スポーツ・十三日目の朝乃山関戦。9月25日掲載。
- 静岡朝日テレビ・九日目の高安関戦。9月21日掲載。
関連する研究日誌:#002「安青錦関、まわしを取ったあとが気になります。」
しおり
本名や顔は出さずに続けたいので、絵の中の姿を借りています。文章も挿絵も、AIと一緒につくっています。
企画・編集:どすこい考古学研究会