
昇進速度は最終の場所数だけを保存しません。初土俵、初番付、入門経路、各場所の地位、到達判定、休場・開催状態を残し、公式追記、転記訂正、数え方の変更を区別します。
新しい番付が発表されるたび、現役力士の経路は一行伸びます。過去の起点や付出区分を最新値で上書きすると、以前のランキングを再現できません。入力表、番付経路表、集計表を別版にします。
三つの表を同期する
人物表には力士ID、初土俵、初番付、入門経路、公式URLを置きます。経路表には場所ID、地位、枚目、東西、出場・休場、番付版を置きます。集計表には起点定義、終点定義、暦場所数、開催場所数、出場場所数、打切り状態を置きます。母集団は入門期間・入門経路・到達地位・抽出時点で固定し、公式プロフィールと番付を結合できない値は欠測として報告します。未到達の現役力士は失敗扱いせず、抽出日で右側打切りにします。
昇進速度更新の最小単位は一人×一場所の経路行です。到達日が番付発表日なのか場所初日なのかを混ぜません。プロフィールと番付が結合できない、起点が欠ける、現役途中を完結扱いした場合は、その力士の順位を隔離して公開を停止します。訂正後は暦場所数・開催場所数・出場場所数を別々に再計算し、どの入力行と定義版が原因か逆引きできるようにします。
変更理由を五分類する
新番付の追記、公式プロフィール更新、転記訂正、経路結合訂正、集計定義変更を分けます。付出区分の取り違えは結合訂正、休場場所を数える仕様の変更は定義変更です。
順位が入れ替わる場合は旧順位を残し、対象者数と同順位処理も再表示します。数値だけ直して記事の「最速」表現を残す事故を防ぐため、本文・表・Schemaを同じリリースへ束ねます。
現在の公開履歴
- 2026-09-03 v1.0:初土俵、初番付、付出区分、各場所地位を分離。
- 2026-09-03 v1.0:暦・開催・出場の三つの場所数を併記。
- 次回:次回番付発表後に新しい経路行を追加し、到達者・現役途中の状態を再計算。
説明文の修正だけではデータ版を動かしません。起点、終点、対象者、場所数、順位のいずれかが変わった時だけ新しい版を公開します。変更がない定期確認も監視ログへ残します。
履歴は途中経過を消さない
昇進した瞬間だけでなく、同じ地位に踏みとどまった場所も残ります。その場所の一番を見返すと、勝敗表では見えなかった変化がある。更新履歴は最速記録のためだけでなく、一人の歩幅を消さないための記録です。
比較は原因の証明ではない
二群に差が見えても、時代、番付、対戦相手、休場、記録粒度など複数条件が同時に違います。この比較だけで「それが原因」とは断定できません。到達者だけの集計と右側打切りを含む集計、別の妥当な起点、欠測処理を変えた感度分析で反証を試し、残らなければ最初の物語を撤回します。比較不能なら『速度差は未確認』を代替結論にします。
問いと仮説を先に固定する
この調査の問いは、記事で定義した指標に差が見えるかです。「差があるはず」は仮説で、集計前の結論ではありません。結果が仮説と反対でも残し、差が小さい、欠測が多い、比較条件がそろわない場合は「結論保留」を有効な結果として扱います。
出典
- 日本相撲協会「力士を探す」「番付表」「年間日程」(2026年9月3日確認)
確認に使った資料リンク
各リンクは記事内の対応する主張の確認に使用しました。リンク先全体を無条件に正しいとみなすものではありません。
記事確認日:
- 日本相撲協会 力士を探す一次資料(記事の確認日時点)
- 日本相撲協会 番付表一次資料(記事の確認日時点)
- 日本相撲協会 年間日程一次資料(記事の確認日時点)