琴勝峰関|優勝した15日間をたどると、最後に10連勝が残った

最終確認:2026年9月10日公式資料の該当項目・掲載日を確認
琴勝峰関を見るをイメージした創作画像

琴勝峰関の2025年七月場所は13勝2敗、初優勝。これだけでも大きな出来事ですが、星取表を一日ずつ読むと、もっと気になるものがありました。五日目に3勝2敗。そこから千秋楽まで10連勝しています。

最後の三日間は、大の里関、霧島関、安青錦関

東前頭十五枚目で迎えたこの場所、十三日目に大の里関、十四日目に霧島関、千秋楽に安青錦関を破りました。途中までの勢いを保った、だけではありません。優勝へ近づいてからの相手にも勝ち切り、最後の白星まで自分で積み上げています。

13勝という合計を見ていたときより、3勝2敗の欄から右へ指を滑らせたときの方が、私は少しどきどきしました。途中の琴勝峰関には、まだ初優勝という結末が付いていないので。

右四つの力士。でも最多は押し出し

得意技は右四つ・寄り。右四つは、自分の右腕を相手の左脇の下へ入れて組む形です。一方、最近6場所の勝ち方は押し出し29%、寄り切り18%、突き落とし16%。45勝の集計で、不戦勝1を含みます。

組む相撲だけを待っていたら、最多の勝ち方を見落とすところでした。押し出しは、まわしを取らずに相手を土俵外へ出す結末。寄り切りは、組んで体を寄せて出す結末です。琴勝峰関の見どころは、右を差せるかに加えて、組む前に相手を外へ運べるかにもあります。

初優勝の次も、順調一色ではありませんでした

優勝の次の九月場所は3勝12敗。それでも2026年三月に11勝4敗、五月に新関脇で9勝6敗。七月は6勝9敗となり、今度の九月場所は東前頭筆頭です。優勝で完成した人として読むより、上位で勝ち続ける形を追う方が、現在地に近いと思います。

佐渡ヶ嶽部屋、千葉県柏市出身、1999年8月26日生まれ。公式アンケートで応援するチームは柏レイソル、好きな漫画は『キングダム』。そして好きな言葉の欄に「睡眠」。そこへ戻ってくるんですね。笑

資料確認:2026年9月11日(日本時間)。決まり手の比率は、確認時の協会「過去6場所」(2025年九月〜2026年七月)の表示値です。勝ち方の構成比で、全取組に対する成功率ではありません。公式プロフィール・星取表・本人アンケート。

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