
新入幕の三月場所は7勝8敗。藤凌駕関の幕内生活は、勝ち越しで始まったわけではありません。そこから五月も七月も10勝5敗。最初のつまずきのあとに、同じ二桁の成績を続けています。九月場所は自己最高の前頭四枚目です。
番付が上がっても、10勝をもう一度
五月は前頭十七枚目、七月は前頭九枚目での10勝でした。番付の位置が変われば、対戦する相手の顔ぶれも変わります。その中で同じ勝ち星を残したことが気になります。初土俵は2025年三月、新十両は同年十一月、新入幕は2026年三月。年月を並べると、四股名を覚えるこちらも追い付かなくては、と少し急ぎたくなる歩みです。
押し出すか、押し倒すか
協会の過去6場所の表示は押し出し51%、押し倒し16%、叩き込み8%。押し出しと押し倒しを合わせると67%です。土俵の外へ出るか、倒れるかで決まり手は変わるので、最後の違いだけで二つを別々の相撲と考えないようにしたい。私は、押しを受けた相手の足がどこで止まるかにも注目します。
銭湯は好き。でもサウナはなし
公式アンケートの趣味は銭湯巡り。その後ろに、サウナはなしとわざわざ添えてあります。相撲の速い昇進とは別に、この細かな好みまで知ると名前が残ります。以前の四股名は五島関。昔の星取表で見つけたら、藤凌駕関の続きとして読んでください。
基本情報
| 九月場所の番付 | 西前頭四枚目 |
|---|---|
| 所属 | 藤島部屋 |
| 出身 | 愛知県春日井市 |
| 身長・体重 | 180cm・184kg |
| 得意技 | 押し |
2026年9月11日確認。基本情報・星取表・決まり手・アンケート:日本相撲協会公式プロフィール。割合は協会の「過去6場所」の表示を採用したもので、全取組の勝率ではありません。観戦の着眼点は筆者の考察です。九月場所の対戦は公式取組表で変更の有無をご確認ください。