
朝乃山関と聞いて右四つを待っていると、組む前のやり取りを飛ばしてしまいそうです。協会の決まり手の最多は寄り切り47%ですが、押し出しも20%。得意な形がはっきりしている人だからこそ、その形を取れる日と取れない日の違いを見たくなります。
まわしをつかんだ瞬間から、少し巻き戻す
右四つは、本人の右腕が相手の左腕の内側にある組み方です。画面の右側の腕という意味ではありません。朝乃山関を見るときは、右が入るまで相手に何をさせなかったのか、逆にどこを防がれたのかを追います。協会の過去6場所の上位は寄り切り47%、押し出し20%、上手投げ7%。結果の数字を、組み手を観察する手掛かりにします。
九月は前頭六枚目。元大関の今を見る
七月場所は前頭十枚目で9勝6敗。九月は東前頭六枚目に上がりました。幕内優勝1回、大関昇進は2020年七月場所と公式に記録されています。初日の相手を知ると、右四つを取るまでの攻防が気になります。初日は一山本関、二日目は錦富士関です。
富山の好物に、少し寄り道
公式アンケートの好きな食べ物にはブリと茶碗蒸し。応援している選手には同郷のスポーツ選手を挙げています。富山県富山市出身と知って読むと、土俵を離れたところにも地元とのつながりが見えます。以前の四股名は石橋関。昔の記録を探すときには、この名前も覚えておくとたどりやすくなります。
基本情報
| 九月場所の番付 | 東前頭六枚目 |
|---|---|
| 所属 | 高砂部屋 |
| 出身 | 富山県富山市 |
| 身長・体重 | 188cm・172kg |
| 得意技 | 押し・右四つ・寄り |
2026年9月11日確認。基本情報・星取表・決まり手・アンケート:日本相撲協会公式プロフィール。割合は協会の「過去6場所」の表示を採用したもので、全取組の勝率ではありません。観戦の着眼点は筆者の考察です。九月場所の対戦は公式取組表で変更の有無をご確認ください。