
七月は東前頭十三枚目で10勝5敗。九月は西前頭七枚目まで番付を上げた錦富士関を、最初の二日間から見ておきたくなりました。初日は藤青雲関、二日目は朝乃山関。どちらも右四つを得意とし、錦富士関は左四つです。
同じ寄り切りでも、取りたいまわしが違う
協会の過去6場所の表示は寄り切り36%、押し出し26%、叩き込み10%。左四つは本人の左腕を内側に入れる組み方です。右四つの相手との一番では、どちらの差し手が先に入るかだけでなく、そのあと相手が差し替えるかにも注目します。数字だけで組み手の優劣や勝敗を決めることはできません。
2016年の初土俵から、幕内の10勝へ
初土俵は2016年九月、新十両は2020年九月、新入幕は2022年七月。最高位は前頭三枚目で、十両優勝と敢闘賞が各1回あります。七月の10勝は九月の白星の予約ではありませんが、番付が六枚上がった現在地を知る材料になります。
サッカーも野球も、好きな側に立つ
公式アンケートではサッカーと野球を趣味に挙げ、応援するチームはインテルと読売ジャイアンツ。好きな作品には『名探偵コナン』もあります。昔の星取表では旧四股名の小笠原関で見つかることも。別人と思って読み飛ばさず、今の錦富士関につなげてください。
基本情報
| 九月場所の番付 | 西前頭七枚目 |
|---|---|
| 所属 | 伊勢ヶ濱部屋 |
| 出身 | 青森県十和田市 |
| 身長・体重 | 184cm・155kg |
| 得意技 | 左四つ・寄り |
2026年9月11日確認。基本情報・星取表・決まり手・アンケート:日本相撲協会公式プロフィール。割合は協会の「過去6場所」の表示を採用したもので、全取組の勝率ではありません。観戦の着眼点は筆者の考察です。九月場所の対戦は公式取組表で変更の有無をご確認ください。