お相撲、ちょっと調べたら。
四股、上がる足ばかり見ていた。
図を見ていたら、ちょっと真似したくなって。
仕事から帰って、ソファで巡業のニュースを見ていました。海老名で、高安関が稽古のあとも二十分以上、四股を踏んでいたそうです。
二十分以上、四股。
何を確かめながら踏んでいるんだろう。私、足が高く上がるところばかり見てたなあ。
机に移って、タブレットで日本相撲協会の『相撲基本動作』を開きました。ノートも出して、まずは四股の図から。

手、添えているだけなんだ。
腿に置いている手が気になりました。右足を上げる図では、右手を腿に軽く添えて滑らせる。手で足を持ち上げるわけではないんですね。
ペンを置いて、自分の右腿にも手を置いてみます。……こういうこと? 図の手と、自分の手を見比べてしまいました。
でも、足のほうは座ったままだとよく分からない。ちょっと立ってみよう。
椅子を後ろへ引いて、机の横で足を少し開きました。両足を床につけたまま、体を右へ、左へ、少しずつ。
あ、こっちの足に乗る感じ。
タブレットをちらっと見て、自分の足元へ。図みたいに足を上げるところまではいかず、今日はここまで。ちゃんと四股になっていないんですが、さっきまで気にしていなかった左脚が気になります。

上がる前に、こっちが動いてた!
座り直して、図を一つ前に戻します。右足を上げる型では、先に左側へ重心を移す。支える左膝を伸ばしながら、右足が上がっていく。
ああ、ここを飛ばして見てたんだ。高く上がった足のほうへ、すぐ目が行っちゃうから。
ノートに『支える左膝』と書きました。右足が上がる図なのに、今日いちばん大きく書いたのは左膝です。笑
添えた手、その下の腿、床に残る足。さっき自分でも少し動いたところを、図の中でもう一度たどってみます。

下りたら、終わりじゃない。
続きの図も見てみます。上げた足は爪先から下りて、そのあと、両足で腰を落とした構えへ。足が下りたところで終わりにしたら、その戻り方も見落としてしまうんですね。
ほんの少し動いてみただけなのに、同じ図がさっきと違って見える。高安関は、どこを気にしながらあの二十分を踏んでいたんだろう。
でも、次に四股を見るときは、支える膝も見逃したくないなあ。上がる足も見たいんですけどね。目が忙しくなりそうです。笑
閉じかけたノートに、『下りたあとまで』も書き足しました。四股のページだけで、見るところがずいぶん増えてしまいました。
次に見るところを、一つ。
しおりのノートから、次に四股を見るときの手がかりを三つ。気になったものを、一つだけ持ち帰ってみませんか。
添えた手
右足を上げる図では、右手を腿に軽く添えて滑らせる。手で足を持ち上げるわけではないことに、しおりは気づきました。
支える膝
右足を上げる型では、先に左側へ重心を移し、支える左膝を伸ばしながら右足が上がる。しおりは「支える左膝」とノートに書きました。
下りたあと
上げた足は爪先から下り、そのあと両足で腰を落とした構えへ。しおりは閉じかけたノートに「下りたあとまで」と書き足しました。
気になる一文をコピーして、ご自身のメモに残しておけます。
研究日誌 #010 の記述を要約しています。動作の説明は、日本相撲協会『相撲基本動作』を参照した本文に基づきます。