優勝経路データの更新|大の里関の12勝3敗を十五日で読む

資料確認:2026年10月9日本文の九月場所の具体例を公式記録と照合しています。

「12勝3敗で優勝」と聞いて、十五日間を想像できるでしょうか。勝ち星の数は同じでも、いつ負け、いつ星を積み重ねたかで、見ていた時間の手触りは変わります。

2026年九月場所の大の里関を、公式プロフィールの星取表から一日ずつ並べました。これは本人の勝敗の経路です。各日終了時点の首位との差や優勝確率を表すものではありません。資料確認は2026年10月9日です。

大の里関の十五日間を一枚にする

日目 その日の結果 その日までの成績
1 ○ 1勝0敗
2 ○ 2勝0敗
3 ○ 3勝0敗
4 ● 3勝1敗
5 ○ 4勝1敗
6 ○ 5勝1敗
7 ○ 6勝1敗
8 ○ 7勝1敗
9 ○ 8勝1敗
10 ○ 9勝1敗
11 ○ 10勝1敗
12 ○ 11勝1敗
13 ● 11勝2敗
14 ● 11勝3敗
15 ○ 12勝3敗

白星12、黒星3、合計15。公式プロフィールの九月場所の12勝3敗と一致し、協会の優勝力士一覧でも幕内優勝を確認できます。各日の相手はプロフィールの同じ列で確認できます。

数字から確かめられることを三つだけ

四日目の黒星後、五日目から十二日目まで8連勝。十三・十四日目に続けて敗れ、千秋楽に白星を挙げています。途中の黒星を「優勝への転機」と呼ぶには、この並びだけでは根拠が足りません。ここから言えるのは、どの日に星が増減したかです。

一日選ぶなら、十二日目の11勝1敗と十四日目の11勝3敗を見比べてみてください。白星は増えていないのに、残りは三日から一日へ減っています。「最終的に優勝した」という答えを知ってから読むと消えがちな、その時点の不確かさが見えてきます。

相星決戦と優勝決定戦を別々に保存する

最終日に優勝を争う一番でも、予定された本割と、同点者が残ったあとに行う追加の決定戦は別です。当サイトの千秋楽結果には、幕内の決着と、十両の追加決定戦を分けて掲載しています。

記録では、本割は1~15日目の欄へ。追加の決定戦は「決定戦1番目」のような別行へ置きます。架空の計算例として、本割11勝4敗の力士が決定戦で2勝しても、本割成績は11勝4敗のままです。決定戦2勝は別欄に残します。

次の場所にも使える記録欄

欄 何を入れるか
対象 場所・部門・力士名と人物ID
本割 日目・相手・勝敗・不戦の有無
経路 その日までの勝ちと負け/その日終了後の残り日数
優勝争い その日の全候補の成績を確認した場合だけ、首位との差を記入
決着 優勝者・確定した日と取組・決定戦は別イベント
出典 公式URL・対象場所・確認日時・旧値と訂正理由

一日目からすべて分からなくても、見返した一番から始められます。未確認の過去日は「未確認」、これからの日は「未実施」と分ければ、空欄が勝手な敗戦になりません。首位との差を出すには、本人だけでなく、その日の候補全員の記録が必要です。

詳しい区分は優勝経路の数え方へ。優勝者だけを並べて成功法則にしないための話は経路比較の注意点にまとめています。

この記事の更新について

九月場所後の初回データ追加を予告していた箇所を、公式確認済みの大の里関の十五日列と、公開済み千秋楽記事への導線へ置き換えました。この一例から歴代の優勝傾向は推定しません。