勝率データの更新・訂正履歴|式と原票を一緒に版管理する

最終確認:2026年9月3日勝率を比べる際は、対象期間・地位・分母をそろえます。公式記録の訂正や集計条件の変更は、更新・訂正履歴に残します。

勝率の小数だけを更新しません。勝敗原票、成立取組、不戦、休場、分母式、対象期間、抽出版を一組で保存し、場所進行、公式表示更新、転記訂正、解釈訂正、定義変更を分けます。

場所中は勝敗が一日ずつ増え、休場や再出場で分母も変わります。昨日の暫定値を今日の値で上書きすると、当時の記事がどの原票に基づいていたか再現できません。

原票・状態・集計の三層

取組原票には場所、日目、力士ID、相手ID、勝敗、不戦、決まり手、取得時刻、公式URLを置きます。状態表には休場、再出場、取組なしを置きます。集計表には勝率式、勝敗件数、分母、対象期間、原票ハッシュ、コード版を置きます。母集団は対象地位・対象場所・抽出時点で固定し、公式記録にない項目は欠測として数えます。場所途中の現役記録は右側打切りとして完成済みの経歴と分け、未開催日を敗戦やゼロへ置換しません。

勝率更新の最小単位は一番一行です。勝数と敗数の合計が宣言した分母に一致しない、星取表と日別結果に未解決差がある、原票が変わったのに勝率版が同じ場合は、その一番と影響する分母を隔離して公開を停止します。訂正後は同じ原票ハッシュから公式勝敗率・成立取組率・出場機会率を個別に再計算し、どの式が変わったかを示します。

変更理由と影響先

場所進行、公式ページ追随、転記訂正、結果状態の解釈訂正、勝率定義変更を別コードにします。不戦を土俵上成立取組へ含めていた修正は解釈訂正、休場を分母へ加える仕様変更は定義変更です。

一件の訂正でも順位、平均、ARTICLE_002の再計算、本文、Schemaに影響する可能性があります。影響一覧を作り、結論が変われば旧結論と変更理由を残します。

現在の公開履歴

  • 2026-09-03 v1.0:出場時勝率、公式勝敗率、番付在位ベースを別式として固定。
  • 2026-09-03 v1.0:勝敗原票、不戦、休場状態、集計式を別層で保存。

監視で変更がなければログだけを追加し、公開modifiedは動かしません。誤字修正と数値版更新を混ぜず、同じ式で再計算できる状態を守ります。

計算例:不戦勝を1件直すと、どの割合が変わる?

以下は訂正の影響を説明する架空の例です。実在する力士や場所の成績、実際に行ったデータ訂正ではありません。日本相撲協会の勝率の定義を示すものでもありません。

通常の白星が7、不戦勝が1、通常の黒星が5、休みが2。合計は8勝5敗2休です。この例に不戦敗はありません。同じ記録でも、知りたいことによって次の三つに分けられます。

架空の8勝5敗2休を三つの問いで計算
知りたいこと 計算 結果
勝敗がついた13日のうち、白星は何割? 8 ÷ (8 + 5) 約61.5%
実際に取った12番のうち、勝ったのは何割? (8 − 1) ÷ (8 + 5 − 1) 約58.3%
15日間のうち、白星が記録された日は何割? 8 ÷ 15 約53.3%

ここで、不戦勝1件を通常の白星として転記していたと仮定します。「実際に取った取組のうち勝った割合」は、誤記のままなら8 ÷ 13で約61.5%、訂正後は7 ÷ 12で約58.3%になります。一方、白星の合計8と勝敗がついた日数13は変わらないため、一行目の約61.5%は変わりません。15日中の白星の割合も約53.3%のままです。

この例の訂正メモには、「不戦勝1件の転記訂正」「実際に取った取組数は13から12、そこでの勝数は8から7」「他の二つの割合は変更なし」と残せます。実成績の訂正なら、これに対象の場所・日・力士と確認できた原票を添えます。

最後の53.3%は「15日中の白星の割合」であり、休んだ2日を黒星に変えた数字ではありません。また、どの割合も相手の強さや取組内容まで示すものではありません。式と対象期間をそろえて比較し、分母が0の場合は「0%」ではなく「計算対象なし」とします。数え方の基本は勝率の計算方法で確認できます。

この架空例を、数字を変えて確かめる

上の表と同じ、不戦敗のない15日間の架空例に限った計算です。まず「うち不戦勝」を1から0に変えると、どの割合が変わるでしょう。実在の成績や公式の勝率を示すものではありません。

上の表で、8 ÷ 13 ≈ 61.5%、7 ÷ 12 ≈ 58.3%、8 ÷ 15 ≈ 53.3%を確認できます。


小数点を一番へ戻す

勝率が一桁変わったら、原因の一番を公式結果から探します。たった一勝でも、相手と決まり手と立合いがある。訂正履歴は小数点を守るだけでなく、集計の奥にいる力士を見失わないための道標です。

比較は原因の証明ではない

二群に差が見えても、時代、番付、対戦相手、休場、記録粒度など複数条件が同時に違います。この比較だけで「それが原因」とは断定できません。条件をそろえた再集計、別の妥当な分母、欠測を除外した感度分析でも残るかを反証可能な形で検証し、残らなければ最初の物語を撤回します。どの仕様でも比較不能なら、代替結論は『差の原因は未確認』です。

出典

  • 日本相撲協会「星取表」「日別の取組・結果」「休場力士情報」(2026年9月3日確認)

確認に使った資料リンク

各リンクは記事内の対応する主張の確認に使用しました。リンク先全体を無条件に正しいとみなすものではありません。

記事確認日: