藤ノ川関|125キロの新関脇。七月は二日続けて横綱を破った

最終確認:2026年9月2日藤ノ川関九月地位・プロフィール・過去6場所決まり手
青いまわしの藤ノ川関が土俵で構える創作ミニチュア

藤ノ川関の七月場所を調べていたら、二日目に大の里関、三日目に豊昇龍関。その両方に白星がありました。125キロの力士が、二日続けて横綱を破っている。新関脇というお知らせの前に、こんな三日間があったんですね。

8勝7敗の中に、金星が二つ

2026年七月は東前頭筆頭。初日は霧島関に敗れ、その翌日から横綱二人を連破しました。最終成績は8勝7敗、殊勲賞。十二日目まで6勝6敗、十三日目に敗れて6勝7敗となった後も、錦富士関、藤青雲関に勝ち、最後の二日間で勝ち越しています。

金星の場面だけでも目を引きます。でも、そのあとも場所は続き、千秋楽まで勝ち越しが決まらなかった。私は、その続きごと藤ノ川関の紹介に入れたいです。

「押し」の力士なのに、掬い投げ19%

公式の得意技は押し。最近6場所の決まり手は掬い投げ19%、押し出し15%、寄り切り13%で、掬い投げが先頭です。48勝の集計には不戦勝1を含みます。

掬い投げは、差した腕でまわしを取らずに相手をすくう投げ。小さい体なら外から逃げ回る、と想像すると見落とす技です。相手の内側へ腕が入ったとき、押す距離から投げられる距離へ変わっていないか。177cm・125kgという体格と、この勝ち方を一緒に見ると、数字が一番につながります。

若碇関を探しても、この人に着きます

四股名は若碇から藤ノ川へ。2023年一月初土俵、2025年七月新入幕、2026年九月に初の三役として西関脇へ上がります。伊勢ノ海部屋、京都市西京区出身、2005年2月22日生まれです。

好きな音楽はTHE BLUE HEARTS、好きな作品は『ダンダダン』。気になる力士の音楽の好みを見つけると、土俵の外にも少し接点ができた感じがします。次に見る一番では、横綱を倒したという実績と、投げが出てくる距離を覚えておきます。

資料確認:2026年9月11日(日本時間)。決まり手の比率は、確認時の協会「過去6場所」(2025年九月〜2026年七月)の表示値です。勝ち方の構成比で、全取組に対する成功率ではありません。公式プロフィール・星取表・本人アンケート。

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