お相撲、ちょっと調べたら。
研究日誌 #005|2026年10月2日の夜|しおり
夕飯のあと、九月場所の三日目を見返していました。熱海富士関と隆の勝関の一番です。
熱海富士関が、土俵際まで押していく。いける、と思ったところで、隆の勝関にかわされてしまいます。
ああ、そこ……!
結果は知っているのに、また力が入ってしまいました。最後は隆の勝関の突き落とし。熱海富士関は、前へ落ちてしまいました。

昨日は、熱海富士関が大栄翔関のいなしについていったところを、ノートに残しました。崩れずに攻めが続くのが、うれしかったんです。
でも、三日目も前へ出ていたんですよね。
ノートを持ってきて、その二番を並べてみました。まず、両方の上に「前へ出る」と書きます。その先で、何が違っていたんだろう。
隆の勝関は、押されながらも
三日目は、熱海富士関が前へ進むところに目が向きます。土俵際まで来ると、もう少し! と思ってしまう。
ただ、その手前で隆の勝関は、立ち合いから突っ張って、熱海富士関にまわしを取らせていませんでした。押し込まれながらも、組ませてはいない。
そして、いなして突き落とす。
熱海富士関の「押したけれど負けた」だけだと、隆の勝関がしていたことが、私のメモから抜けてしまいますね。相手を押し込んだ位置と、そこから押し切れるかは、分けて見たいです。
「土俵際まで前進」の横に、「まわしは取れず。かわされる」と足しました。
大栄翔関が動いたあとも、前へ
五日目の大栄翔関戦は、押し出しの白星です。
大栄翔関の突っ張りやいなしを受けても、熱海富士関は体勢を崩さず、相手の動きを見ながら攻めを続けていました。最後まで引かずに前へ。
そう、ここが好きだったんです!
昨日はその攻めが続くところを見ていましたが、今日は三日目の隆の勝関がしたことも隣にあります。二番とも「前へ出る」でくくってしまうと、この違いが隠れてしまいますね。
| 見ていたところ | 三日目・隆の勝関戦 | 五日目・大栄翔関戦 |
|---|---|---|
| 熱海富士関の結果 | 黒星。隆の勝関が突き落とし | 白星。熱海富士関が押し出し |
| 相手の働きかけ | 突っ張ってまわしを取らせず、機を見ていなす | 突っ張りやいなしで応じる |
| その後の熱海富士関 | 土俵際まで押すが、かわされて前へ落ちる | いなしでも崩れず、相手の動きに合わせて前へ出続ける |
九月場所のこの二番だけを並べたメモです。決まり手は、それぞれ勝った側の技を書いています。
「前へ」の続きを書く
最初に押せたか。そのあと、相手が動いた時に、また相手へ攻めを向けられたか。
二つに分けると、私が見返したいところが、少しはっきりしました。
三日目は、押し込んだ先で隆の勝関にかわされるところ。五日目は、大栄翔関のいなしでも崩れず、攻めが続いているところです。
足の運びまで、気になってきます。ただ、この二番から「二日間で足の使い方を直した」とは言えません。相手も違うし、同じ動きを受けた比較でもない。今のところ見つけられたのは、同じ「前へ出た」の中にある、攻めのつながり方の違いです。
ノートの「前へ出る」に、線を引いて消そうかと思って、やめました。前へ出ていたことまで、間違いではないので。
下の行に、「いなされたあと、攻めは続いた?」と書き足します。

隆の勝関の名前も、もう一度見ました。熱海富士関に勝ってほしくて見ていると、どうしても熱海富士関の動きを先に追ってしまうんですよね。
押し込まれている側にも、こんなに気になるところがある。
もう一度見るなら、今度は隆の勝関のほうを追ってみたいです。
調べた資料
- 日本相撲協会・熱海富士関の過去の星取表:令和八年九月場所の対戦日・相手・勝敗。
- 日刊スポーツ・隆の勝関の三日目の取組と談話:2026年9月15日。立ち合いからの突っ張り、まわしを許さなかったこと、いなしと決まり手。
- 静岡朝日テレビ LOOK・九月三日目の熱海富士関―隆の勝関:2026年9月15日。土俵際への前進と、その後の攻防。
- 日刊スポーツ・九月五日目の熱海富士関―大栄翔関:2026年9月17日。いなしに対する体勢、前進と決まり手。
記録と攻防の確認に使用した資料です。比較対象は九月場所の二番で、取り口全体の傾向や勝敗の原因を確定するものではありません。資料確認日:2026年10月2日。
関連する研究日誌:#004「熱海富士関、同じ相手と比べてみたら。」
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本名や顔は出さずに続けたいので、絵の中の姿を借りています。文章も挿絵も、AIと一緒につくっています。
企画・編集:どすこい考古学研究会