
大の里関の横綱昇進時の特設ページを開くと、生涯戦歴の横に「13場所」とあります。初土俵から13場所を終えたところで、横綱昇進が決まった。速いとは聞いていても、実際の欄に置かれると、やっぱり短いです。
13場所のうち、幕内は9場所
協会の横綱誕生ページは、2025年五月場所終了時の情報を残しています。初土俵は2023年五月、新入幕は2024年一月。その時点で幕内9場所、幕内優勝4回。2025年5月28日に第75代横綱への昇進が決まりました。
「優勝4回」だけでもすごいのに、その隣の「幕内9場所」を見て、もう一度読み直しました。今の大の里関の紹介に、この途中の短さは残しておきたいです。なお、現在の公式プロフィールでは優勝5回。特設ページの4回は、昇進時の記録です。
押し出しと押し倒し、分けると面白い
最近6場所の勝ち方は寄り切り33%、押し出し16%、押し倒し14%。43勝の集計で、不戦勝1を含みます。押し出しは相手を外へ出す技、押し倒しは押して倒す技。似た名前ですが、勝負が終わった相手の姿は違います。
押しの二種類を足すと表示値で30%、寄り切りは33%。押す結末と組んで寄る結末の両方が、大きな割合を持っていると読めます。190cmという身長から相撲を想像するより、距離を保って押すのか、胸を合わせて運ぶのか、その変化を追う方が具体的です。
横綱になった後にも、続きがある
2026年五月は全休。七月は9勝6敗で、十三日目から尊富士関、琴櫻関、琴勝峰関に3連勝して終えています。13場所という出世の速さだけで、その後の場所まで簡単に勝つ物語にはできません。九月は東横綱として、また十五日間が始まります。
二所ノ関部屋、石川県津幡町出身、2000年6月7日生まれ。趣味はスイーツ巡り、応援するチームは阪神タイガースと鹿島アントラーズ。大きな記録のあとに甘いものの話が出てくると、少しほっとします。
資料確認:2026年9月11日(日本時間)。決まり手の比率は、確認時の協会「過去6場所」(2025年九月〜2026年七月)の表示値です。勝ち方の構成比で、全取組に対する成功率ではありません。公式プロフィール・星取表・本人アンケート。