宇良関|珍しい技を待つ前に、押し出し28%を見ておきたい

最終確認:2026年9月11日公式資料の該当項目・掲載日を確認
宇良関。足取りを待つ、その前に。

足取りの印象で宇良関を覚えた人には、決まり手の一位が押し出しであることを伝えたいです。協会の過去6場所の表示は28%。珍しい技が出る瞬間だけでなく、その前に相手を押している時間も、宇良関の相撲です。

「その他47%」を、珍手47%とは読まない

二位は寄り切り16%、三位は突き落とし9%。残る47%には、この三つ以外の決まり手がまとめられています。「その他」が全部珍しい技という意味ではありません。相手が低い姿勢を警戒して前に出てこないのか、押し合いを選ぶのか。相手の応じ方まで見ると、技の名前を待っているだけの観戦から少し先へ進めます。

173cmで迎える、193cmの相手

九月初日の相手は獅司関。公式の身長は宇良関173cm、獅司関193cmで20cm差があります。体格差そのものより、近づいたときに二人の手がどこに届くかを追いたいです。七月は東前頭五枚目で5勝10敗、九月は東前頭九枚目。2024年一月に小結へ上がった経歴と、今場所の地位は分けて覚えておきます。

独りの時間にも、名前を覚える理由がある

公式アンケートでは趣味にオタマトーン、自分の一番には独りの時間の過ごし方を挙げています。好きな作品は『カイジ』。土俵の奇抜さから私生活まで賑やかだと想像していたら、こちらの先入観に気づかされます。2015年三月の初土俵から、四股名は宇良関のままです。

基本情報

九月場所の番付 東前頭九枚目
所属 木瀬部屋
出身 大阪府寝屋川市
身長・体重 173cm・138kg
得意技 押し・足取り

初日の相手・獅司関を読む/幕内・十両の力士紹介

2026年9月11日確認。基本情報・星取表・決まり手・アンケート:日本相撲協会公式プロフィール。割合は協会の「過去6場所」の表示を採用したもので、全取組の勝率ではありません。観戦の着眼点は筆者の考察です。九月場所の対戦は公式取組表で変更の有無をご確認ください。