相撲の休場をどう数える?|休み・不戦敗・取組なしを分ける

最終確認:2026年9月3日リンクした資料は、記事内で対応する主張の根拠としてのみ使用しています。時刻・料金・施設運用は変更されるため、来場前にリンク先の現行案内も確認してください。
記録を分けて保存するカードと木箱のミニチュア

休場は一つの数字にしません。「番付に載った場所」「実際に取った取組」「不戦敗」「休み・取組なし」「場所全体を通じた休場」を別列にします。公式星取表の記号を保存し、日数と場所数のどちらを答えるのかを先に決めます。

公式星取表は勝、負、不戦勝、不戦敗、休み・取組なし等を異なる記号で示します。ここを全部「欠場」に畳むと、対戦相手の不戦勝、本人の不戦敗、そもそも取組が組まれない下位力士の日を混同します。

一日一行のイベント表を作る

力士、場所、日目、地位、対戦相手、公式記号、結果、出典URLを記録します。関取は通常15日間の星取表を持ちますが、幕下以下は毎日取組があるわけではありません。「取組なし」を自動的に休場日へ数えてはいけません。

休場日数を数える場合は、本人に取組が予定された、または公式に休みとして表示された日の定義を公開します。休場場所数なら「一日でも休みを含む場所」と「全休」を分けます。途中出場、途中休場、再出場も別フラグにすると後から検証できます。

理由をデータから創作しない

公式の休場情報に理由が記載されていない時、報道や動作から病名を補いません。集計の目的は健康を診断することではなく、出場機会と記録の範囲を明らかにすることです。公式発表が更新・訂正されたら、取得日時と旧値を変更履歴へ残します。

勝率を計算する時は、不戦勝・不戦敗を含む公式勝敗と、実際に土俵で成立した取組だけの勝敗を分けられるようにします。どちらが正しいかではなく、問いが違います。

この表だけでは原因を比べられない

ここで再現できるのは、公式記録上いつ出場し、いつ休み、不戦がどう記録されたかです。休場が多い群を見つけても、体格、稽古、怪我、制度のどれが原因かはこの表から断定できません。理由が公表された事例だけを抜き出すと、公表の有無で選ばれた別の母集団になります。

集計の限界は隠さず、部門・期間・番付掲載者数、欠測数、除外理由を結果のそばへ置きます。公式記号を含む集計と土俵上の成立取組だけの集計で結論が反転したら、単一の「休場率」としてまとめません。古い記録に同じ日別項目がない期間も別系列にし、次回の公式更新時に旧値と訂正理由を残します。

戻ってきた日の一歩を見る

休場表を読むと空白へ理由を埋めたくなります。でも次の場所で見るべきなのは、こちらが作った回復物語ではありません。まず一番、立合いから二歩目までを観察し、公式結果と自分のメモを分けます。記録の慎重さは、力士を一つの欠場理由に閉じ込めないための礼儀でもあります。

集計結果には「休場日」と「休場場所」の両方を出し、互いに割り算しません。一場所の長い欠場と複数場所の短い欠場は同じではないからです。元の記号列を残せば、定義を変えた時も最初から転記し直さず再計算できます。

出典

  • 日本相撲協会「星取表」「休場力士情報」「日別の取組・結果」(2026年9月3日確認。公式更新時に履歴保存)

確認に使った資料リンク

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