
同じ「11」なのに、星取表の意味がまるで違います。高安関の五月場所は2勝2敗11休。七月場所は11勝4敗で敢闘賞でした。36歳の元大関を「まだ優勝していない人」だけで語ったら、この白星の積み重ねを見落としてしまう。私はそこがもったいないと思います。
最後の二日も白星で締めた七月
七月場所は十一日目までに9勝。十二日目、十三日目を落としたあと、義ノ富士関、朝乃山関に勝って11勝へ届きました。優勝の有無だけでは、こうした一番の重さは残りません。九月場所は東前頭二枚目。初日は琴櫻関、二日目は安青錦関と、大関戦が続きます。
いちばん多い決まり手でも17%
協会の過去6場所の表示は突き出し17%、押し出し14%、叩き込み14%、その他55%です。一つの技が白星の大半を占める形ではありません。ここから私が気にするのは、突き合いのまま決まるのか、距離が詰まって別の攻防になるのか。同じ突き押しの力士でも、勝ち方の内訳はずいぶん違うのです。
相撲の外でも、声が気になる
公式アンケートの趣味はカラオケ、好きな音楽は杜このみさん。番組の回答にも歌番組が並びます。土俵の迫力から入った人には、声を楽しむ時間があることも覚えておきたい小さな横顔。休場の理由や現在の体調は、この成績表だけからは判断しません。
基本情報
| 九月場所の番付 | 東前頭二枚目 |
|---|---|
| 所属 | 田子ノ浦部屋 |
| 出身 | 茨城県土浦市 |
| 身長・体重 | 188cm・173kg |
| 得意技 | 突き押し |
2026年9月11日確認。基本情報・星取表・決まり手・アンケート:日本相撲協会公式プロフィール。割合は協会の「過去6場所」の表示を採用したもので、全取組の勝率ではありません。観戦の着眼点は筆者の考察です。九月場所の対戦は公式取組表で変更の有無をご確認ください。